現代の住宅は、一般家庭でも各階にひとつのトイレを設置しているのが当たり前のようになっています。しかし、水回りの設備が増えれば増えるほど、それに伴って水漏れや詰まりなどのリスクも増えてくることを頭に入れておかなければなりません。基本的に水回りは一ヵ所に集約してある事が多いです。これは場所を考えずにあちらこちらに設備を設置してしまうと、当然に専用の給排水管や電気工事が必要となり、余計なコストが掛かってしまう事を防ぐためです。

配管が増えればパイプの継ぎ手も増えて、水漏れや詰まりの原因となり修理しなければならない危険性が増えてしまいますので、よく考えて配置するようにしましょう。また、各階でも水回りを集約させることには、もうひとつ水漏れによる被害を少なくすることが出来ます。例えば２階トイレの下に居室などを設けた場合、もし水漏れすれば、１階のテレビやパソコンなどを濡らして故障させてしまう可能性が高くなります。トイレの下がトイレであれば、便器に水が掛かってしまった場合でも故障などの危険性は少なく済むのです。

水漏れ修理が必要になった場合、一から修理業者を探すことは、結構時間と労力が必要になります。常日頃から、どこの業者に依頼するのか決めて連絡先を見えやすい場所に掲示しておくのが良いでしょう。また、悪質業者の被害に遭わない為にもホームページや口コミサイトを活用して、信頼できる業者であるか確認しておくことも大切です。