トイレは水回りの設備の中でも、トラブルが起きやすく修理が必要とされることがあります。内容別で多いのは便器内にいつまでも水が流れてしまうという現象や、レバーを回しても思い通りに操作できない現象、以前よりも水量が減ってしまうという現象、洗浄機能付き温水便座の水漏れなども該当します。これらのトイレのトラブルでは、簡単に修理できるものとそうではない内容に分けることができ、例えばボールタップの調整だけで済ませられたり、チェーンを適切な長さに調整するだけで直せるという簡単な内容もあります。逆に難かしい範囲では水栓タンク内のパーツ類が破損していて、交換が必要になるという内容と、既に正規メーカーの純正パーツが無いという場合も含まれます。

専門会社に依頼をする方法であれば、比較的短時間でトイレの修理を行ってもらえますが、その料金が高額だったり、お使いのトイレが古いという場合は慎重に検討すべき問題があります。トイレの寿命は平均すると20年とも言われており、消耗品に該当するパッキンなどは10年程度です。陶器自体は100年も持つとも言われていますが、既に20年以上を使っている場合は、新型に交換することにメリットを感じる場合もあります。新型の場合は、節水型に限定されており、以前よりも水道代を節約することができます。

特に家族数の多いご家庭の場合は、年間に数万円もの節約に成功できることもあり、修理するよりもリフォームの方が得策かもしれません。トラブルが起きてしまった際に高額な修理費用が発生する場合は、年式を考慮した上で決めることが先を見ても安心です。